後見人の意思決定を支える
支援ツール ついに完結!
2024年3月2日
NPO法人権利擁護たかつきとの
コラボレーションから始まった
後見人の意思決定を支える
支援ツールの研究・開発企画
財団法人後見あしすと-アルファや
大阪法人後見協議会との協働を経て、
ついに発表の日を迎えました

思い起こせば、令和2年の春、社会福祉士や弁護士、
司法書士といった専門職の皆さんの下を訪ね
後見活動における悩みや課題、後見活動への想いをインタビューするところから始まった当研究
新型コロナウィルスの感染拡大という大きな壁が
立ちはだかったことで少し遠回りをしましたが
幸い、多くの専門家からのご意見も頂戴でき、行きつ戻りつ、たくさんの議論を経て
この日を迎えることが出来ました
昨年11月11日開催の大阪法人後見協議会主催
「法人後見のこれから」において
当研究の中間報告を行いましたが、今回は
それを上回る熱気に包まれた場となりました

当日は、
四天王寺大学笠原幸子教授による研究発表
法人後見2団体による
支援ツールを活用した実践報告
最後に弁護士の久岡秀樹さん、
社会福祉士の上野葉子さん
法人後見を運営されている
認定NPO法人あさがお事務局長
近澤貴徳氏によるディスカッション
多くの視点から
「主体性を支える支援ツール」を見つめ
いかにして有意義に活用するかについて
議論を致しました
今回の研修会に参加された
財団法人後見あしすと評議員の南さんから寄せられた感想のほんの一部を少しご紹介します!
南さんは、当支援ツールの研究開発に当初から
関わってくださり、思い入れもひとしおです


南さんの感想
★実践報告★
一般社団法人とよの権利擁護支援センターともの森田さんとNPO法人権利擁護たかつき渓さんの実践報告は胸に刺さりました
渓さんがチェックをするときに
「裸になる気持ちで」取り組まれたとのこと…
自身の振り返りをするのも勇気がいりますよね
感動しました
★パネルディスカッション★
久岡秀樹弁護士が述べられた、
“後見業務は社会生活(契約事)となっているが、
それだけでなく日常生活の意思決定支援が大事”
というご意見も納得ですし、
近澤さんが仰っていた
”意思決定支援がスタンダードとなり、
あえて「意思決定支援をしています」と
よくなる未来に進んでいきたい”
との言葉に共感しました
また、上野社会福祉士が述べられた
“それぞれに所属している施設や
支援機関との連携の大切さ”も
意思決定の在り方に大きな影響を
与えていることも改めて実感しました
★全体として★
参加していた当所スタッフ間でも、
チェックリストを使用したいという
声もあがっていましたので、
さっそく取り組んでみたいと思います

参加された皆さんは、
それぞれに様々な思いを抱かれたと思います
今回、無事に「主体性を支える支援ツール」を皆様の前に提示できたことはとても大きな喜びです
後見人による意思決定支援は
今回ツールを皆様のお手元にお届けしたことで、
“新たな始まり”を迎えました
成年後見制度を利用されている方々が、
それぞれの“ご本人らしい暮らし”が手に入るよう
本ツールの活用があちこちの場面で見られることを祈ってやみません
ぜひ、皆様も手に取っていただき、
日々の支援の振り返りに
また行き詰まった状況の打開に
お役立ていただきますようお願いします
「大阪法人後見協議会」は、これからも大阪の成年後見制度のよりよい環境作りを目指し
様々な企画をお届けしたいと考えております
今後とも、ご協力をよろしくお願い致します

